独自開発したマイクロエンジンXMEは非常に柔軟性に優れています。単純な処理を行う電池稼働のデバイスから、異なる処理を行うデバイスが数千台存在する複雑な環境にも対応可能です。異なるメーカーのデバイスを弊社の制御・管理プラットフォームで一元管理することも可能です。安心、シンプル、そして時間と費用の低減を実現します。
市場を変革するマイクロエンジンのインテリジェンス。
マイクロエンジン(XME)は、弊社の自信作です。
自分で判断してくれる小さなロボットがお持ちの温度センサー、CO2火災センサー、配管流量・圧力センサー、ガス・水道・電力用スマートメーターに入っていて、遠隔で送られてきたアップグレードをインストールしながら、そのロボットが利用者様の望む時に、望む方法で報告してくれることを想像してみてください。
さらに緊急事態が発生したときには、その場で受け取った情報に基づいて自律的に対応(例えば、ガス漏れをテナントに通知し、同時にガスを停止)すると想像してみてください。中央監視センターとの通信が途絶えた場合にとても頼りになる仕組みです。
マイクロエンジンは、FreestyleのIoTプラットフォーム”Vision by Freestyle”とともに、IoTの技術を大きく変える存在です。XMEは”自分で判断できない”デバイスを意思決定者(そして命の恩人)に変えることができます。つまり、3/4/5G、NBIoT、Lora、Sigfox、ZigBee、Ethernetなどの無線および固定回線用の業界標準通信プロトコルを使用して、弊社のIoTプラットフォームと通信し、お客様に送信することができます。
XMEをお客様のデバイスに組み込めるのでしょうか?もちろんです。
X2M(豪国本社)は、ソフトウェア開発キット(SDK)をすべてのパートナー企業様に提供することができます。このSDKは、デバイスレベルの統合に必要な開発ツールやフレームワークをすべて提供します。
IoT Platform は、拡張性のあるクラウドベースの”管理プラットフォーム”であり、遠隔地の XME 対応デバイスへの安全なアクセスを提供します。これはすべてのIoT垂直市場に向けた、業務用の企業様向けソリューションです。これにより、IoTプロジェクトごとに面倒な専用システムの購入・開発が不要になります。
私たちが ”すべてのIoT垂直市場” と表現したのは、ここです。私たちは公益事業者様を中心にご採用頂いてますが、このソリューションは、自動車・物流・ヘルスケア・消費財・小売業のお客様にも適しており、すべて同じクラウドプラットフォームに接続することができます。
エアコン・自動車・トラック・家電製品・ガス・電気メーターなどにインテリジェンスとアプリケーション(XMEなど)を組み込むと、これらの現地デバイスと管理システムとの間に完全で途切れることのない相互運用性を確保できます。また単純なデータ収集だけではありません。例えば導入した機器にアプリケーションをダウンロードして、機器が顧客のニーズに合わせて最新の状態になるようにするなど、双方向の通信が可能です。このような機能はすべて当社の ”通信に依存しない” IoTプラットフォームによって実現しています。
ガス漏れや圧力低下をXME対応デバイスで検出します。IoTプラットフォームは双方向なので、通知や指示を現地デバイスに送信することが可能です。時間も費用も低減し、人命を救うことができます。
異常気象やメンテナンス、アップグレード(計画的、非計画的)まで、現場の混乱はつきものですが、X2Mの技術を使えば混乱が顧客や収益に影響を及ぼすことはありません。XME APP や Vision by Freestyle(TM) を使って、問題の特定と診断、解決策の提案、時間・費用の効率化、生命を守るための決断を自動的に行うことができます。
X2MおよびFreestyleは、通信事業者が提供するセキュリティに加え、専用のセキュリティを提供します。X2MのIoTプラットフォームへのアクセス、XME対応デバイス(XME非対応デバイスも含む)、そしてデバイス間のデータ通信はすべて暗号化され、安全性が確保されています。また、電池駆動のデバイスやスマートデバイス以外のデバイスもサポートしています。さらに通常のネットワークサービス遮断してしまったとしても、復旧した際にはすべてのデータが再送信されるようになっています。
Key Capabilities
主な機能
ご利用者様の計測器で検出した測定値とリアルタイムのアラームを提供し、バルブと圧力の制御はご利用者様側で遠隔操作をするか、現地計測器側に設置されたマイクロエンジンから自動的に行うことができます。しかし、”マイクロエンジン” はネットワークに依存する機器ではありません。何らかの理由でお客様のシステムとの通信が途絶えた場合、マイクロエンジンは内部プログラミングを実行し、緊急時にはバルブなどを停止させ、通信が再開された時点で他の業務を再開します。このような制御とモニタリングは、配管やケーブルのインフラにも適用されます。もちろんサービス品質・温度・流量のレポートや制御も手元の機器(PCやスマートフォン)で行うことができます。
多様な通信方式
X2M ソリューションは、まさに”通信方式にとらわれない”ソリューションです。セルラー3/4/5G、NBIoT、Lora、Sigfox、Wi-Sun、ZigBee、WiFi、ZWave、Ethernet、シリアルなどでデータを取得する必要がある場合でも、問題なく取得可能です。
そう、どんなデータでもです。単純なデータ、動画、小さなパケット、大きなパケット。そして、それをリアルタイムで提供することも、事前指定した間隔で保存し転送することも、必要なときに都度取得することも可能です。
私たちは ”通信方式にとらわれない” と表現していますが、それは私たちが何を提供し、どういう存在なのかの核心であり、X2MおよびFSTをIoT分野の他の企業と差別化するポイントです。では、”通信にとらわれない” とはどういう意味か。簡単に言うと、X2MおよびFSTの革新的な技術をもってすれば、遠隔地のデバイス(スマートメーター、センサーなど)のデータは、どのような通信媒体であっても、バックエンドに送ることができ、すべて処理できます。スムーズに、いつでも、どんなときでも。
分散型の自律制御
マイクロエンジンを搭載したデバイスは、危機的な状況で指示を待つ必要はありません。閾値アラーム、複合条件設定されたアラート、その他イベントに対して、自動的に(そして瞬時に)独自の判断で制御が可能です。他の一般的なソリューションでは、バックエンドサーバーにメッセージを送り、システムからの応答、あるいは遠隔地にいるオペレーター様からの制御を待つ必要があります。X2Mのアプローチは、時間と費用を抑えながら、そして最も重要な人命を救うことができます。
各国で広域監視制御の実績
X2MおよびFSTは、10万台以上のデバイスをIoTプラットフォームと分散型自律制御ソリューションに接続し、様々な国の30社以上のお客様にリアルタイムの情報と制御を提供し、複数の無線技術で運用されています。これは、私たちが適応性と拡張性に優れた世界クラスの最先端ソリューションを提供していることの証です。
地下1mに埋設された水道メーターを雪で覆い隠すような地方の低密度な場所での水道メーターの制御、あらゆる種類の電線で視界が遮られる高密度な都市でのメーター制御、30階建て集合住宅の外部バルコニーや平屋の大規模な住宅に設置されたガスメーターの制御を実施しています。
X2MおよびFSTが提供するソリューションの汎用性の高さは、これまでに確保した各業界のお客様によって証明して頂いてます。電力会社様、地方自治体様、企業様など、さまざまなお客様が、その機能と投資に対する収益率からX2MおよびFSTのソリューションをご選択されます。
お客様が他社様ではなく X2MおよびFSTを選択されるのは、他のサプライヤーでは実現が難しいからです。
あらゆるIoTデバイスを監視・制御するための単一プラットフォームで、クラウドからでもエッジ(現地側)からでも、あらゆるネットワーク上で動作します。
新しいアプリケーションを遠隔送信することで、すべてのデバイスの機能を一度にアップグレードおよび拡張し(ファームウェアのアップグレードよりはるかに簡単)、それによって資産の耐用年数を延ばすことができます。
現地デバイスが(XMEを介して)自律的な意思決定を行うことができ、現地側からコマンドをわざわさ送信する必要がありません。
IoTとは
IoTデバイス
インターネット経由でデータを送受信するために、メーターなどのインフラ機器に内蔵または外付けされた個々のスマートデバイスです。
IoTハブ
現地のスマートデバイス付近に配置される小型のコンピューティングデバイス。その目的は各デバイスから受信した情報を照合および簡素化し、現地の制御を指揮することです。また、データはクラウド上の中央監視IoTプラットフォームに送信され、グループとしての制御を指揮します。*IoTデバイスの中には、IoTハブを利用しないものもあります。
IoTプラットフォーム
私達のソフトウェアアプリケーションはデバイス、アラート、ユーザー管理、データ収集と見える化、アプリケーション開発、分析を可能にします。IoTの技術は、私達が公共事業市場でも実現しているように、旧式のアナログデバイスを ”スマートな” デバイスへと進化させ、お客様にすぐに利益をもたらすことができます。